私がこの言葉を使い始めたのは、8年前、子犬の社会化トレーニングをしていた頃からです。犬のボディランゲージのことを簡単にいうために犬語と表現しただけなのですが、その当時から、ネットなどで検索してみると同じように犬語と表しているトレーナーさんはたくさんいました。

犬たちは数秒単位でボディランゲージでの意思表示をしています。それを読み取るのは簡単ではありません。

そして、人を自分の群れとする犬はどんどん犬語を忘れていきます。学習能力の高い犬は人寄りの表現を習得していくからです。しかし、同族である犬との交流は本能で欲しています。

犬語を忘れてしまった犬は、ドックラン等で犬の世界に身を置いた時に、他犬に伝える犬語を上手に話せません。

私はそんな犬語下手な犬が、他犬と関わりたいがために覚えていく変わった表現の仕方をたくさん見てきました。そして、その思いが通じずに避けられてしまう場面も。

そんな犬たちに犬語を取り戻させるには人が多い群よりも犬が多い群れに身を置くことなのではないかと思うのです。

パックウォークはそんな犬に少しだけ手助けしてあげられる場なのかもしれません。