ドッグフードに含まれる添加物
添加物とはドッグフードを保存、着色、酸化防止、味付け、香り付けなどに使用されるもののことをいいます。
例えば
- 膨張剤(膨らませる:ベーキングパウダー・イースト・ミョウバン・重曹etc)
- 保存料(細菌の増殖や腐敗を防ぐ:ポリリジン・プロタミン・化合物etc)
- 酸化防止剤(空気に触れることによって変化するのを防ぐ:ビタミンC・E・ローズマリー・カテキン・BHT・BHA・化合物etc)
- 乳化剤(水や油をまとめる:グリセリン・PG・化合物etc)
- 増粘安定剤(とろみや形成、ゲル化する:ペクチン・グアーガム・キサンタンガム・カラギーナン・PG etc)
- 着色料(色つけ)
- 発色剤(鮮やかに見せる:亜硝酸ナトリウム・硝酸カリウムetc)
- 栄養補給(ビタミン・ミネラル:キレート加工・プロティネイト加工・硫酸加工)
これらの添加物には天然のものと人工のもの(化学物質)があり、この検証をした犬は人工添加物に反応してアレルギーを起こします。
普段は人工添加物が身体に入らないように手作りごはんを食べていますが、外出先や留守時には次に紹介するドッグフードを与えています。
これから紹介するものは重度の添加物アレルギーを起こす犬でも安心して食べられるフードとなります。
オススメのドッグフード
プレイアーデン ウェットフード
野菜なども一緒にはいっているジーベンデリカテッセンをストックして常備しています。手作りごはんの時と変わらず過ごせていますので良質なものに間違いはないと思います。
ちなみに、どのウェットフード缶でも喜びますが、添加物アレルギーの愛犬は「ノロジカとさつまいも」「子羊とバースニップ」「七面鳥とにんじん」がお気に入り。
普段食べられない動物性タンパク質だからかもしれません。笑
ヘルマン ドッグフード
ヘルマンは総合栄養食と謳っていない分、余計に信頼できるとても安全な食事だと思っています。普段は手作りごはんですが、肉だけがない時などに使っています。種類が豊富なので悩んでしまいますが、珍しいものばかり購入してみるので、これまでに試したのは「グース」「ゴート」「ラビット」「カンガルー」。愛犬たちみんなヘルマンから口つける喜びようです。
なぜドライフードではないのか
この工程のなかでどうしても風味や栄養価が下がってしまうため、練り込む段階で添加物を加えなくてはなりません。
現在の技術だったら栄養価を損なわずにドライフードの形状にすることができるのかもしれませんが、そもそも表記方法が曖昧でも問題ないペットフード業界ですので、少しでも不安なものは与えないという選択肢が愛犬の健康を守ることにつながっています。
そういった理由で愛犬が生後10ヶ月でドライフードを食べて添加物アレルギーになった2014年以降は食べさせておりません。
ウェットフードの場合はこの工程が違うので上記のようにオススメすることができます。
ウェットフードに関しては良いと思われるものを試してきましたが、プレイアーデンとヘルマン以外のものは表記上には問題がなくても愛犬は体調不良を起こしました。
身体は食べたもので作られています
愛犬を2ヶ月で迎えてから食の細さに悩み続け、まさにドッグフードジプシー。どうにかして食べてもらいたくてあれこれ工夫してみましたが、10ヶ月でアナフィラキシーを起こし重度の症状を出して初めてドッグフードが不必要なものだったと知りました。
以後愛犬の身体が求める手作りごはんにすると、食の細さなんてどこにいったんだろうという食いしん坊さ。毎回喜びの雄叫びをあげる姿を見るたびに元気でいてくれることに感謝しています。
現在は手作りごはんがメインですが、忙しい時や外出時はウェットフードを使い愛犬の身体をサポートしています。
生きることの基本は食べること。
生きる気力は食事と直結していると思いますので、愛犬との暮らしの豊かさはまず食で満たしてみてくださいね。