自然治癒力を引き出す犬育て。
DCCAの茂木友美です。
うんちネタって犬飼にとって良くも悪くも必ず上位を占める話題だと思っています。
私は愛護啓発活動でおさんぽマナー向上委員会をたちあげ、放置うんちをなくそう!と活動していますが、
放置うんちを拾いながら、この犬のうんちは・・・とチェックしてます。笑
うんちは健康のバロメーター
皆さんご存知のことだと思いますが、実は、状態のいい便がどんなものなのかは正しく知らない方が多いです。
ほとんどの方は形や硬さにこだわります。下痢や軟便でなければヨシ、という風潮。
ですが、本質は少し違います。
もっとも気にするべきところは匂い。
匂いがあって当たり前?
便は臭いと思っている方は、その考えを変えてみましょう。
身体の中から健康な犬の便は臭くない!
例えば、ドッグフードを変えたらうんちの形状や色や臭いが変わったと感じたことありませんか?
そうなんです。食べたものによってうんちは変わってきます。
では、臭くないうんちとは?
良質なごはんを食べている犬のうんちは、鼻につくくらい近づけても臭くないんです!
このうんちを手に入れた身体は、体調の変化がうんちでわかるようになります。
例えば、何かに感染した時は、下痢や軟便になるだけではなく、ツーンとした臭いがしてきます。
消化不良を起こしている時は、食事の匂いが強く残ります。要するに臭くなる、ということ。
これがわかるようになれば、医者に行かなくとも飼い主がケアできるようになりますね。
医者に行く理由で一番多い皮膚疾患に続いて多くなる下痢・軟便。この部分の通院がなくなります。
他にもわかる、うんちが教えてくれること。
それは、量。
量が多いということは、それだけ老廃物が身体の中に多いということ。
質の良いごはんを食べている犬の便量は少ないです。
大型犬でも中型犬なみ。小型犬においては、うさぎのうんちみたいになることもあります。
それからうんちの形状。
うんちの形状によってどんな栄養素が余っているか・・・というところまでわかるようになってきます。
こうなると、ほんとにうんちって健康のバロメーターなんだなって思いますね。
実はうんちの他にも健康の目安が!
それはうんちを出す肛門。実はここも大事。
肛門も身体の内情を教えてくれるんです。
ノミが肛門の周りを好むのを知っていますか?
ノミやダニって不健康な犬の身体を好むんです。健康的な犬の身体は居心地が悪いんですね。
だから寄生しにきても長居しようとしないんです。
でも不健康な身体だったとしたら、ここ居心地いいなぁって住み着いちゃいます。そして卵まで産んでいったり。
犬の身体にノミやダニを発見したら、身体の内側を心配してくださいね。
愛犬の肛門腺を絞ることができますか?
これ、できないからと、月一でトリマーさんや医師にお世話になっている方もいると思います。
でも飼い主としてのできて当たり前のケアの一つなんです。
肛門腺液が溜まっていると老廃物を溜め込みやすい身体になります。いわゆる太りやすい身体。
これを防ぐためにも肛門腺絞りはもっとまめに行うべきなんです。
太りやすい身体の犬には毎日やってもいいです。それ以外の犬でも月に2回はしてあげてください。
そして、肛門の状態。肛門腺絞りの際に、肛門もチェックしてみてくださいね。
肛門には毛が生えていないので見やすいです。
肛門は綺麗ですか? 肛門が凸凹したりプチプチ小さなニキビみたいなものはありませんか?
健康な肛門は綺麗です。
肛門を清潔にしてあげることは大切なケアの一つです。
疑問を持った時こそ選択を。気になった時こそ自分の直感を信じてくださいね。
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