膝蓋骨脱臼って治るの?
医学的に見ると骨や関節の疾患となりますので、進行具合によっては手術が免れない場合もあると思います。
ですが、進行を防ぎ手術しなくても元気に自分の足で歩く生活は手に入れられます。これを「治る」というのならば治せました。
ただ、治った後に何もしていないかというと、そうではないです。
再び膝蓋骨脱臼にならないよう予防しながら生活をしています。
足も着けないような状態からどうやって治したか
ずばり。食事とサプリ・運動です。本当にこれだけで徐々に回復していきました。
詳しい方法は以下となります。
- 良質なごはんを食べさせる(手作りごはん)
- サプリ(アースリーアーマーゴールド)
- 毎日坂道散歩をする
たったこれだけで手術しなくても治るの?と思われた方!
ぜひ試してみてください!
でも試す時はこれで治せなかった場合「手術」をすることを視野に入れて向き合っていってくださいね。
手術を阻止することがゴールではなく、膝蓋骨脱臼を治すために極力愛犬に負担のかからない方法で治すためのご提案です。
良質なごはんを食べさせる
ドッグフードにはどうしても添加物が含まれていることが多いです。そしてこの添加物はどんなにいいフードでも天然由来のものばかりというわけにはいかず、化学物質の添加物が使われています。この化学物質は炎症を誘発することがありますので、可能性のあるものは全て除去するという考えの元、自然治療を行うためにはドッグフードでは無理なのです。
という意味で手作りごはんをおすすめします。
手作りごはんの作り方は思っているより簡単!愛犬の身体に手術という大きな負担をかけるまえに、ぜひ手作りごはんや他のケアで自然治療に挑戦してみてください。
手作りごはんの作り方を勉強したい方は ↓ ↓ ↓
坂道散歩
後ろ足に筋肉をつけたいので坂道を上るだけの散歩を繰り返します。平坦な道や下りは抱っこやカートを使ってください。写真のようなゆるい坂道よりももっと傾斜のキツイ坂道がオススメで、この時はゆっくりでもいいので自分の足で上らせます。疲れたら抱っこして帰宅。を毎日繰り返しました。本当は土や草の上を歩かせたいですが、アスファルトの坂道しかなければそれでも大丈夫です。
どのくらいの期間かかったか
状態にもよりますが1〜3ヶ月で普通に足をついて歩けるようになり、それからも散歩の時は坂道を入れるルートにすることで、いつの間にか走ったりジャンプができるようになっていました。
どうやって予防していくの?
基本的には治した時の生活を継続していくことが予防になると考えます。が、ごはんはそのまま手作りでもいいとして、毎日ハードな坂道の散歩というのはキツイので、定期的に坂道散歩をとりいれる、太っていると関節疾患が起こりやすいので太らせないこと、家の中の床を滑らないものにしてください。
ここで太っているという目安が人それぞれ違うことが問題となってきますが、例えば5kgの犬が5.2kgになっても200gか、とあまり気にしないかもしれません。ですが、これが20kgの犬だったとしたら20.8kgです。50kgの人だったら52kgです。自分の体重が2kg増えたとしたらショックですよね。そうやって考えることで太らせることの負担の大きさを想像してみてくださいね。
- 手作りごはん
- 時々坂道散歩
- 体重を増やさない
- 家の中の床材の見直し
自然治癒力で治そう
飼い主は医師ではないので外科手術などでは治してあげることはできません。でも飼い主が唯一愛犬のためにできることがあります。それが愛犬の自然治癒力を引き出してあげることです。
この方法は、自然治癒力を引き出すサポートをすることで愛犬自身の身体がその状態を治した、というものです。
手術を選ぶ前に、どうせ手術をするのなら・・・ダメ元でも試してみてください!
私の愛犬のように自分の力で治してしまうかもしれません。